種の袋を背負い、泣きながら出て行った人は 束ねた穂を背負い喜びの歌をうたいながら帰ってくる。
(詩篇126:6)
どんな働きも、実りを得るためには、時間をささげ、労と犠牲を伴うことが必要です。
今日の聖書の言葉の背景には、長い捕囚生活である程度慣れ親しんだ場所を離れてエルサレムへ帰り、国を復興しようという動きが始まった時に読まれたものです。
この詩人は、神が彼らにくださっているビジョンを示し励ましているのです。
信仰生活も同様です。そこにある天来のビジョンを、自分のものとしてください。
神さまが、御言葉によって励まし、福音の種まき人として用いてくださいます。
収穫の主に信頼して、それぞれの労と犠牲をささげていくことができれば幸いです。
そこにこそ、”束ねた穂を背負い喜びの歌をうたいながら帰ってくる”という報いを期待することができます。
- 祈り 主なる神さま。今わたしたちが救われて与えられている、ビジョンと働きがあることを思い起こしています。どうかわたしたちに福音の種まき人としてのビジョンをはっきりと示してください。そうしてわたしたちを導き、用いてください。