すべての人との平和を、また聖なる生活を追い求めなさい。聖なる生活を抜きにして、だれも主を見ることはできません。
(ヘブル人への手紙12:14 )
「すべての人との平和」と「聖なる生活」、この両方とも、特に現代人のわたしたちにとって大きな課題だろうと思います。
現実の問題の深刻さが壁に思え、自分の限界を痛切に感じるからです。
ただ、だからこそ「追い求めなさい」と語られているのです。
この章のはじめにこうあります。
…すべての重荷や絡みつく罪をかなぐり捨てて、自分に定められている競走を忍耐強く走り抜こうではありませんか、 信仰の創始者また完成者であるイエスを見つめながら。このイエスは、御自身の前にある喜びを捨て、恥をもいとわないで十字架の死を耐え忍び、神の玉座の右にお座りになったのです。(へブル12:1-2)
自分の一生懸命さ・・・だけではクリアできません。イエスさまから目を離さないで歩むことこそが、大切です。この方の痛みに、忍耐ある歩みに心を向けることで、わたしたちは、この方についていこう、そういう思いをいただけます。
- 祈り 主イエスさま、自分の目の前にあるさまざまな障害を前に自分の限界を感じています。そんなとき、あなたのこの地上での忍耐深い歩みにに目を向ける者としてください。あなたの忍耐を学ぶことができますように。