「…あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。」
(マタイによる福音書18:22)
わたしもそれなりに年齢を重ねて、そうして身に染みてわかること。
それは、自分がどれほど神さまに、そして人にゆるされて生きているか、ということです。
何より、生まれる前からわたしのすべてを知る神さまからいただく赦しは、回数を数えきれないほどです。
一方でこのことを、すっかり忘れて「人を赦さない」でいる自分に気づかされることもあります。いや気づかないでいたことの多さに愕然とします。
ゆるすことは、口で言うほど易しいことではない。
わたしたちの罪の数々、すべてを赦すために十字架で死なれたイエスさまを思う時に、感謝しかありません。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。イエス・キリストのいのちの犠牲をもってわたしを赦してくださったことを心から感謝します。わたしは、いつの間にか赦せない人になってしまっていることがあります。どうかあなたの愛によって赦しを運ぶ使者として、わたしを用いてください。