闇の中を歩む民は、大いなる光を見 死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
(イザヤ書9:1)
現実に人々を覆う暗闇がある中、預言者は、神がくださる光と希望を語ります。
そしてそれはメシア預言につながっていきます。
先日、映画「パウロ~愛と赦しの物語」を観ました。
それは暴君ネロの支配のもとにあったローマ。迫害下にある真っ暗闇な時代でした。
まさに死と隣り合わせんにいた人々がいました。しかし、そんな中で彼らは、キリストの福音を信じ、希望を見つめつづけていたのです。
普通に見るならばハッピーエンドではありません。
しかし、見る者に、静かに確かな希望と光を示す史実を描いています。
聖書は、その光としてイエス・キリストを示します。そしてこう語るのです。
この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった。(ヨハネ1:4-5)
- 祈り 天の父なる神さま。あなたはわたしたちの生きるこの時代と世界をよくご存じです。これから経験するかもしれない困難もご存じでしょう。どうかわたしたちが、そんな中で、あなたからいただくいのちと希望を見失うことがないように、導き守ってください。キリストという光を見失うことがありませんように。