この預言の言葉を朗読する人と、これを聞いて、中に記されたことを守る人たちとは幸いである。時が迫っているからである。
(ヨハネの黙示録1:3)
黙示録は、難解な書です。当時の教会のありさまを背景に、神がご覧になっている将来をヨハネに示し、彼はそれを記しています。
とくに当時の教会のありさまへの指摘が、今のわたしたち自身と教会のありさまを見つめなおすことにおいて大切だとわかります。
今の自分と教会が持っている価値観、優先順位、そして守るべき事柄について、”神がどう見ておられるか?”を聴きましょう。
そうして、次の変化への歩みにつなげていくことです。
それは、しんどくて、辛くて、面倒に思えるような実際の迫りを、わたしたちは聞くことになります。
けれどもそれが、教会とわたしたちのいのちにつながることを覚えたいのです。
聞くことの一歩を、ここで始めてまいりましょう。
- 祈り 主よ、聖書を通して、特にこの黙示録を通して聞く、この時代に生きるわたしたちの姿を点検させられます。謙虚に聞き、学び、また反省とともに新しい変化の一歩を踏み出すことができますよう、どうか導いてください。どうかその力を与えてください。