むなしいもの、偽りの言葉をわたしから遠ざけてください。貧しくもせず、金持ちにもせず わたしのために定められたパンでわたしを養ってください。
(箴言30:8)

箴言の作者は、「二つのことをあなたにお願いします」(:7)と主に迫り祈っています。
自分を守ろう、自分をよく見せようと、「偽りの言葉」を口にすることはないか。また、自分の食卓の贅沢を求めて、結果トラブルとなることはないか…。続きにこうあります。
飽き足りれば、裏切り 主など何者か、という恐れがあります。 貧しければ、盗みを働き わたしの神の御名を汚しかねません。(:9)
ああ確かにそうだな。それがわたしち”人”のありさまです。そしてそんな誘惑や罠に陥りやすいのがわたしたちです。だから「二つのことをお願いします」と求めるこの作者の祈りにアーメンということができるのです。
- 祈り わたしのことをよくご存じの神さま、わたしは今日の箴言の作者の願いを祈るべき者です。どうかわたしの心をきよめ、あなたを慕う、正しい思いで満たしてください。