あなたはわたしの隠れが。苦難から守ってくださる方。救いの喜びをもって わたしを囲んでくださる方。
(詩篇32:7)

ダビデは絶大な権力者でしたが、神の前にひざまずくことのできた人であったのです。
だからこの詩篇は「いかに幸いなことでしょう。そむきを赦され、罪を覆っていただいた者は」(:1)という言葉で始まっています。
これはダビデの経験です。その罪責感の辛い経験。そしてそこから、赦しを受け取って解放された喜び。それを包み隠さずうたいあげています。
神に逆らう者は悩みが多く 主に信頼する者は慈しみに囲まれる。 神に従う人よ、主によって喜び踊れ。すべての心の正しい人よ、喜びの声をあげよ。(:10-11)
過ちをごまかして、抱えて生きるのではなく、神からの赦しをいただいて、赦され解放されて生きることは素晴らしいことです! それが救いの経験。ダビデとわたしたちの経験です。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。あなたはわたしのすべてをよくご存じです。わたしは罪によって心がこわばってしまうような者です。そんな時、どうかわたしの心をやわらかくし、あなたに罪を告白して立ち帰ることができるように導いてください。ダビデの幸いない経験を、わたしのものとすることができますように。