この貧しい人が呼び求める声を主は聞き 苦難から常に救ってくださった。
(詩篇34:7)

この詩篇は、ダビデが生き延びる手段として狂気の人を装ったときにつくられました。そういう逆境と恥の中でも、彼の心には主なる神への賛美がありました。
どのようなときも、わたしは主をたたえ わたしの口は絶えることなく賛美を歌う。 …貧しい人よ、それを聞いて喜び祝え。(:2-3)
幸せとは逆に見える状況で、神への賛美が心を満たす経験は不思議です。
でもこの経験は事実です。
わたしは主に求め、主は答えてくださった。脅かすものから常に救い出してくださった。主を仰ぎ見る人は光と輝き 辱(はずかし)めに顔を伏せることはない。(:5-6)
そういう経験へとわたしたちも招かれていることを覚えましょう。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。今わたしはあなたを心から賛美します。貧しさや悩みの中でもあなたを心からたたえます。どうかあなたのみ助けと守りの経験へとわたしを導いてください。あなたの不思議な喜びがわたしの心を満たしますように、祝福してください。