そういうわけで、大急ぎで彼を送ります。あなたがたは再会を喜ぶでしょうし、わたしも悲しみが和らぐでしょう。
(ピリピ人への手紙2:28)

パウロは、自分のよき協力者となってくれたエパフロデトについて証します。彼は投獄されいてる自分のために徹底して仕えてくれた人。そのために大きな病をも経験した人であったと。
わたしは日本に遣わされてきた有名無名の宣教師たちや信徒の方々の記録を読むことがありました。祖国にとどまっていれば、そんな貧しさにも病をも経験することはなかっただろう人たちです。
彼らは神さまに召され、導かれ、日本に来て日本を愛し人々の救いのために仕え続けてくれた人たちです。その多くは、年齢を重ね、また病のために祖国に帰国せざるを得なかった人が多いことを知りました。
パウロが証しするエパフロデトもそのような人でした。その上でピリピの人たちに告げるのです。
だから、主に結ばれている者として大いに歓迎してください。そして彼のような人々を尊敬しなさい。(:29)
わたしたちも、聞くべき言葉です。今ある、わたしたちの救いは、そういう人たちの献身の土台の上にあるのです。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。わたしたちの日本と日本人のために、多くの宣教師や信徒の方々が献身的な働きをしてくださって、今の私たちの救いがあることを心から感謝します。わたしたちが、そういう方々のことを心から感謝し、敬意を表すものとしてください。

