「あなたがたは、心を騒がせないがよい。神を信じ、またわたしを信じなさい。わたしの父の家には、住まいがたくさんある。…」。
(ヨハネによる福音書14:1−2a)
このお話のすぐあと、彼らは最もショッキングで、悲しい出来事を体験します。
イエスさまが捕らえられ、裁かれ、犯罪者として十字架にかけられていくのです。
心が騒がないわけがないのです。でもイエスさまは、「心を騒がせるな」と言われ、それよりも、「神を信じ、わたしを信じなさい」と告げました。
イエスさまは、わたしたちに、神を信じ、希望に生きる人生を示しています。
もし、私たちの”願望”が、人生を支配するのであれば、そうならないことや不条理に耐えられないで、失望で終わるかもしれません。
でもイエス様は、希望を語ります。
クリスチャンは、願望によってではなく、希望に生きる者です。イエスさまの約束を心の土台に据えて、その希望を信じて生きるのです。
- 祈り イエスさま。あなたを十字架につけたような不正や不条理、悩みや憎しみが、今も私たちに周囲にあります。私たちの心は騒ぎやすいものです。けれども、あなたが示す約束を心に、今日もあなたに誠実に生きることを大切にします。どうか、今日も一日守り導いてください。