眠りを愛するな、貧しくならないために。目を見開いていれば、パンに飽き足りる。
(箴言20:13)
「眠ることが一番幸せ」。
子どもの頃、病床に伏していた父から聞いた言葉でした。
今日の御言葉と反するように聞こえますが、小さな子供の頃の私が、いつも横になっている父を不思議に思っていたことに対する応答だったのだと思います。
実際には、最後の最後まで教会の働きのために祈りつつ、病魔と闘った歩みでした。
もし怠惰で眠りをむさぼる癖であるならば、今日の御言葉に耳を傾ける価値があります。神さまにあって目を開き、ゆだねられた人生の時を、大切に用いていく。報われるものばかりではないかもしれません。でも神のため、人のためにささげていくとき、神さまはそれを必ず祝福してくださると信じます。
- 祈り 主よ、どんな人の人生も神さまにゆだねられたものだと信じます。すべての人の違いが、そのままわたしたちにとって特別な意味ある人生です。どうかそのことを悟り、あなたに心を向けて、日々誠実に生きることができますよう導いてください。