「神は、高慢な者を敵とし、謙遜な者には恵みをお与えになる」。 (ヤコブの手紙4:6)
20世紀南アフリカにあったアパルトヘイト(人種隔離政策)が崩壊して最初の大統領になった黒人のネルソン・マンデラ大統領。かつての制度下で27年間の投獄生活の中で、彼が学び、実践したことの一つのことばが印象に残りました。
それは、「あたりまえの敬意」ということです。
人種の違いを超えて、また囚人・看守の違いを超えて、お互いが相手に対して「当たり前の敬意」をはらうことです。
立場が逆転したら高慢になるのではありません。それでも敬意を忘れない…ことです。
イエスさまの徹底したへりくだり、しもべとして仕える姿、貧しい人、弱い立場にある人、罪びとと呼ばれる人にも”あたりまえの敬意”はらい、そして十字架にまでへりくだられました。
謙遜なふりをするのではなく、心からの敬意をもってへりくだることの大切さを覚えることができれば感謝ですね。
- 祈り 主よ、わたしの心の傲慢を砕き、気づきを与えてください。あなたと人の前にへりくだり、当たり前の敬意をもってお仕えする者としてください