★あきらめから立ち上がる

ハガイ書の最後に終末の預言を織り込んでいます。

ゼルバベルのことが、ある意味でその時の印とするほどの存在として語られています。

 

その彼は挫折やあきらめも経験した人でした。

捕囚から帰還の民のリーダーとして立てられ、神殿再建を着手しますが、周囲の妨害により長い間ストップしていました。しかし神は預言者たちを遣わし、彼を叱咤し、立ち上がらせ、彼はついに神殿を建て上げていくのです。

ここに「あなたを選んだからだ」と言われた神さまの側の真実を知ることができます。

 

わたしたちも状況の変化や妨げによって、挫折やあきらめを経験したことはないでしょうか。その期間が長いほど、もうだめだという意識は深まります。　それでも神さまはご自身の選びのためにわたしたちを導き動かされます。

 

わたしたちは、自分ではなく、導いてくださる神さまを見上げて前進することを示されるのです。