子供たち、主に結ばれている者として両親に従いなさい。それは正しいことです。
(エペソ人への手紙6:1)
この手紙の中でパウロは獄中から、ひとりひとりに与えられている家族や人間関係を「主にあって」という主の配慮の中で認めるように教えています。
時に、家族に悩まされているという人や家族を憎むという人のお話を聞くことがあります。長い年月をかけて刻み込まれた傷は、癒しようがないように思えます。その人にこの言葉の上っ面を伝えても、なかなか受けとってはもらえません。
自分を「主に結ばれている者」として恵みとつながりを味わうことが大切でしょう。そうやって他の関係にも心を開いていく、そのとき「主にあって」「主が愛されたように」と心を向けていければ感謝です。
- 祈り 主よ、わたしたちの心は生い立ちやさまざまな経験から、こわばったようにかたくなになっていることがあります。どうかあなたの御手をもってわたしたちをやわらげてください。