聖書のことばと雑感

友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。（ヨハネによる福音書15:13）有名なイエスさまの言葉です。この翌日、イエスさまは十字架で死なれました。ご自分のためではなく、すべての人のための罪を背負って身代わりとなって死んでくだ...

アブラハムの信仰がその行いと共に働き、信仰が行いによって完成されたことが、これで分かるでしょう。（ヤコブの手紙2:22）イサクをささげるという、アブラハムの神への応答を通して、その信仰がはっきりと証されたことが前節からの文脈で示されています...

わたしたちはどう祈るべきかを知りませんが、”霊”自らが、言葉に表せないうめきをもって取り成してくださるからです。（ローマ人への手紙8:26）ある時、ひとりの牧師の友人が”ねえ、牧師は孤独だよね”と口にした言葉が印象的でした。「孤独」は、もっ...

横たわるとき、恐れることはなく　横たわれば、快い眠りが訪れる。（箴言3:24）　「3:21-22　 わが子よ、力と慎重さを保って　見失うことのないようにせよ。 そうすれば、…」の文脈の中で語られた今日の言葉です。今、出張先にいて慣れない環境...

「…お前と女、お前の子孫と女の子孫の間にわたしは敵意を置く。彼はお前の頭を砕き　お前は彼のかかとを砕く。」（創世記3:15）人の堕落のきっかけは、サタンの誘惑でした。そのサタンに向かい、将来遣わされる神のひとり子イエスさまとの間の出来事が預...

今日、わたしはあなたの群れを全部見回って、その中から、ぶちとまだらの羊をすべてと羊の中で黒みがかったものをすべて、それからまだらとぶちの山羊を取り出しておきますから、それをわたしの報酬にしてください。(創世記30:32)。ヤコブは義父のラバ...

更に神は言われた。「あなたたちならびにあなたたちと共にいるすべての生き物と、代々とこしえにわたしが立てる契約のしるしはこれである。すなわち、わたしは雲の中にわたしの虹を置く。これはわたしと大地の間に立てた契約のしるしとなる。（創世記9:12...

人の歩む道は主の御目の前にある。その道を主はすべて計っておられる。（箴言5:21）後半部分を別訳では「主はすべて、その行いを見守られる」「主はその道筋のすべてに心を配っておられる」とあります。天地万物を造り、今もそのすべてを保ち、さらには歴...

割礼の有無は問題ではなく、大切なのは、新しく創造されることです。（ガラテヤ人への手紙6:15）ある本にトルストイの『光あるうち光の中を歩め』という本の結末が紹介されていました。　遅ればせながら、晩年になってキリスト教徒の群れに飛び込んだ主人...

モーセが荒野で蛇を上げたように、人の子も上げられなければならない。（ヨハネによる福音書3:14）民数記21章で記された、「蛇が人をかんでも、その人が青銅の蛇を仰ぐと、命を得た」という裁きと救いの出来事が示されています。イエスさまもまたその青...