彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」。
マタイによる福音書 1:21
イエスという名前。それは当時よく用いられた名前だそうです。
「主は救う」という意味で、多くの人にとってそれをローマ帝国の圧政からの解放を意味していました。
天使が告げました。「その名をイエスと名づけなさい」と。
神が「この民を救う」と名付けたことに意味があります。
それは、ローマかではなく、もっと深刻な人々の死にいたる絶望的な罪の束縛からの解放です。そして神さまご自身との関係の回復です。
その名はユダヤにとどまらず、全世界の人々の救いを決意する神さまの思いをも表しています。
「彼はおのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである」と。
この名前に込められた神さまの恵みを深く憶えていたいと願います。