しかし、あなたがたは、敵を愛し、人によくしてやり、また何も当てにしないで貸してやれ。そうすれば受ける報いは大きく、あなたがたはいと高き者の子となるであろう。いと高き者は、恩を知らぬ者にも悪人にも、なさけ深いからである。
(ルカによる福音書 6:35)
ルカによる福音書で、数行を割いて、敵を愛することについて語るイエスさまの言葉を取り上げています。
常識で考えたり、また自分の発想では、敵をここまで愛するなんて、想像できないことです。
そんな私たちに、イエスさまは、神さまがくださっている愛の真実を語ります。
神さまを無視してきたわたしたちに対しても、神さまはその愛を曲げることなく、わたしたちに恵みを与え続けてくださいました。
「気づかなかった…」。そう思わされます。
あらためて、わたしたちは「敵を愛し…」というイエスさまのチャレンジを心に広げて味わい、歩んでいきたいのです。
- 祈り わたしは神さまの愛に気づいていませんでした。同じように、私が敵やだれかを愛するときにも気づいてもらえないかもしれません。それでも愛する力を、愛することを大切にする思いを、どうか与えてください。