愛は隣人に悪を行いません。だから、愛は律法を全うするものです。
(ローマ13:10)
「優しさというのは、(相手の心を思いやる)想像力ですよ」とある小説の一節です。
相手が自分にこんな仕打ちをした…と、非難する気持ちで自分を支えておられる方を見かけます。
その相手がどんな傷を負っているか、と想像する優しさがなかなか持てないでいます。
イエスさまは、十字架上の苦しみの中から祈られました。「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです。」
罪のないイエスさまを十字架につけて喜び、唾を吐きかける人々。その心さえも思いやる、そこにイエスさまの優しさ、イエスさまの愛があります。
その優しさは決して弱さではありません。そこに真実な愛があるのです。
- イエスさま。わたしの罪があなたを十字架に追い込んでいたことを、わたしは忘れがちです。相手を非難することよりも愛することのできる優しさをイエスさまに学びます。どうかわたしの心をやわらげ助けてください。