あの方は、ここにはおられない。かねて言われたいたとおり、復活なさったのだ。
(マタイによる福音書28:6)
からの墓のところで、天使が、マリヤたちにイエスさまの復活を告げた言葉です。
それは、既にイエスさまから聞かされていたはずのことでした。
彼女たちは、からの墓で天使に告げられるまで、その言われていたことを思い出すこともなかったようです。
さて、わたしたちはどうでしょう? 聖書から多くの御言葉を聞き、そして心にとめているつもりです。
でも実際の生活の中、その御言葉を示され、はじめて、ああ聖書は、すでに私に語ってくれていた、と気づかされることがあるのです。
語られていた、わかってたはず、信じていたつもりだったが、改めてその御言葉の真実に目が開かれる経験です。
そんなんだからだめだ、というのではありません。そういう経験をできることは素晴らしいことです。
私たちはそういう経験を通して神さまとの関係を深め、信頼を深めていくことができるのですから。
- 祈り 神さま、今日、わたしの心の目を開き、あなたの御言葉の真実を体験できるものとしてください。気づきを与え、心に新たな信仰の活力をお与えください。