永遠の命とは、唯一のまことの神であられるあなたと、あなたのお遣わしになったイエス・キリストを知ることです。
(ヨハネによる福音書17:3)
昔から、物語やマンガで、しばしば「どうしたら永遠の命」を得られるか…、という発想が語られます。その多くの理由には、「どうしたら死なないでいられるか」という「死ぬことへの漠とした恐れ」があるとわかります。
ここでイエスさまは、「永遠の命」について、「長生きできること」とか、「死なないこと」とか、また「永遠に生きられること」という風な言い方はしてません。
「知ること」を語っています。それは、神さまと、その子イエス・キリストを知ることであり、心から敬い、愛し、祝福された関係の中に入ることです。
イエス・キリストを通してあらわされた神の愛を知らなければ、受け取らなければ、わたしたちがどんなに長生きできても、本当の意味での喜びや安心には結ばれません。
大切なことは、だれを知っているか、だれとつながっているか? それが永遠のつながりであるか…ということなのです。そうして初めてイエスさまの言葉がわかります。
「わたしを信じる者は、死んでも生きる。」という安心がわかるのです。
- 祈り イエスさま。今、あなたの御言葉に耳を傾けています。今日一日の歩みのいろいろな場面で、まず祈り、御言葉を思いつつ歩むことができるように、導いてください。あなたとの交わりから離れることがありませんように。