死も生も舌の力に支配される。舌を愛する者は、その実りを食らう。
（箴言18:21）
一度、口から発せられた言葉は、なかったことにはできません。
聞いた人の感情、心、時にはその行動と人生に及ぼす影響は計り知れません。
聖書は、身近で、そして歴史の中で、この言葉がどれほど大きく、深刻な影響を与えるかをも語ります。
口だけではなく、最近ではSNS上の発言で、不特定多数の人に、一瞬にして広まり、取り消すことのできない状況さえあります。
「炎上」「フェイク」「ネットいじめ」など…で、人は傷つき、傷つけ、疲れ、苦しみ、悲しみ、憎しみ、失望、殺意や絶望にまで至ることがあります。
言葉が、まさに自分の、そして人の、生き死にをも深刻に影を落しています。
昔も、そして今も、聖書は時代を超えて、誠実な言葉を大切にしていることを忘れないでください。
こう勧められています。
「キリストの言葉を、あなたがたのうちに豊かに宿らせなさい。そして、知恵をつくして互に教えまた訓戒し、詩とさんびと霊の歌とによって、感謝して心から神をほめたたえなさい。」（コロサイ3:16）
- 祈り イエスさま。あなたの言葉を心と唇にいただきながら、誠実に歩むことができますように導いてください。不用意な言葉で人を傷つけることの多い、わたしを清めてください。
