さらに、次のように言われた。「人から出てくるものこそ、人を汚す。中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。」
(マルコによる福音書7:20-21)
「人を汚す」。それは一言で、人を神とその祝福から引き離すということ。人を罪に引きずり込むことです。
それは、外からではなく、「中から、心から、悪い思いから出てくる」とあります。
自分自身の心に注意を払うこと。さらに一歩進んで心を健康に保つことです。
神さまの思いに耳を傾け従うこと、カギとなるのは祈りと礼拝生活です。
自分一人では気づけない。だから教えられ、諭される機会を人生から手放してはなりません。
へりくだって教えられやすい人に、諭しを受けやすい人になること、これは年齢を重ねての課題ではないでしょうか。
いつの間にか、自分の中から出てくる「悪い思い」に翻弄されて気づかない者にならないように。
- 祈り 主よ、わたしがあなたの諭しを聞き取り、受け取ることのできるやわらげられた心でありますように。あなたの守りを与えてください。