神の言葉と祈りとによって聖なるものとされるのです。
(テモテ第一の手紙4:5)
学生時代に目撃したある牧師夫妻の会話です。
夫「これは、いらない。僕の好みの味じゃない」。
妻「あなた、さっき、神さまに感謝したんじゃないの!?」
食前の祈りは、ただの慣習ではありません。神さまがこの食卓を備えてくださったことを感謝し、また心から喜んで食べるためです。
モーセに率いられて旅したイスラエルの民は、毎日、神さまから与えられる食物に不平を漏らすことしばしばでした。
それを見ると、なんて不信仰な…と思いますが、実はしばしばわたしたちの姿もそうではないでしょうか。
食べる前に神さまに感謝する。これが信仰の祈り。そして食べる。これが信仰生活です。
- 祈り 主よ、今日与えられる食物を心から感謝します。どうかこれらをもってわたしたちを整え、また祝福してください。