わたしたちの先祖はあなたに依り頼み、依り頼んで、救われてきた。
(詩編22:5)
イエスさまが十字架の苦しみの中で引用し叫ばれた言葉(マルコ15:34)が詩篇の聖句22篇の初めがあります。
「わが神、わが神、なにゆえわたしを捨てられるのですか」。この言葉が、この22編で神への信頼へとつながっていくのです。
人としてイエスさまは、詩編から先達者たちの祈りを学ばれました。
わたしたちも祈りを学び、そこから神さまへの信頼に至ることの大切さをを学びたいのです。
今、世界が苦しみの中に置かれています。もしかしたら今、あなた自身がその当事者かもしれません。
詩篇を読み、そこから信頼と希望に至る祈りを学びましょう。
神は生きておられます。あなたの心に、そして祈りに、耳を傾けてくださっています。
- 祈り 主よ、あなたはわたしたちの苦しみや悩み、不安をよく知っておられます。そんな私たちに、あなたは「祈ること」と「祈りの言葉」を与えてくださいました。不安の言葉も、訴えの言葉もあなたに持っていっていいことが分かります。そうやってあなたを見上げていくとき、その全てを受け止めてわたしたちを愛してくださる、そんなまことの神さまの姿が見えてきます。イエスさまが十字架上で、そんなあなたを深く見つめていたように、わたしたちも詩編を通して、そんなあなたを見出すことができますように導いてください。