「…ただ、主に背いてはならない。あなたたちは、そこの住民を恐れてはならない。彼らは我々の餌食に過ぎない。彼らを守るものは離れ去り、主が我々と共におられる。彼らを恐れてはならない。」
(民数記14:9)
カナンの地に偵察にいった人たちは、ヨシュアとカレブを除いて、その地に住む人たちを見て恐れ、だめだ負けてしまうと言ってモーセとアロン、そして主に対してつぶやき、なぜ自分たちをこんなところに連れてきたのか、エジプトへ帰ろう…などと言い出しました。それに対してヨシュアとカレブが語った言葉です。
11節では神がモーセに言われています。「この民は、いつまでわたしを侮るのか。彼らの間で行ったすべてのしるしを無視し、いつまでわたしを信じないのか。」
出エジプトはじめ、さまざまな神の臨在のあらわれを経験していながらも、すぐに目の前の恐れに心が覆われてしまっている民の不信仰が記されています。
「神が語られたことに、神が共にいて神が成し遂げてくださる」。だから私たちは神を信頼し、信仰を働かせて前進できるのです。
どれほど誠実に神の言葉に聞き、その言葉に信仰を働かせているだろうか。それがわたしの中でも問われます。
- 祈り 神さま。あなたに従うことから目をそらして、自分の方法や力の大小で歩みを曲げてしまってはいないか、と問われます。あなたが行けと言われるなら行きます。とどまれと言われればとどまります。あなたを信頼して従います。どうか御言葉を与え、また信じて従う者として導いてください。