「父よ、彼らをお赦しください。自分が何をしているのか知らないのです」。
(ルカによる福音書23:34)
十字架上でのイエスさまの祈りの言葉です。
イエスさまを十字架に見ながら、「何をしているのか知らない」ということがある。それが人の陥りやすい罪の現実だと気づくことができれば、それは大切な一歩かもしれません。
わたしたちにはこのイエスさまのとりなしの祈りが必要だとわかります。
ああイエスさまはこんなわたしのことを、わたしよりも知っていてすでにとりなして祈ってくださっているのだと。
パウロの深い自覚を語る言葉にアーメンと心を合わせることができます。
「キリスト・イエスは、罪人を救うためにこの世に来られた。」ということばは、まことであり、そのまま受け入れるに値するものです。私はその罪人のかしらです。(1テモテ1:15)
- 祈り 主よ、わたしの心を探り、罪への気づきを与えてください。自分は大丈夫という思い上がりでかたくなにならない様にしてください。主に頼り、主のもとで過ごす者としてください。