心の包皮(ほうひ)を切り捨てよ。二度とかたくなになってはならない。
(申命記10:16)
その背景には、わたしたちの心がどれほどかたくなになりやすいか…があります。
だれに対して? それは神さまに対してです。
当時のイスラエルの人たち、そしてイエスさまの時代の人たちもそうでした。自分たちがかたくなであることの意識はありません。そんなつもりはないのです。
だから「悔い改め」を聞いても、自分のこととして受けとめることができませんでした。
イエスさまを十字架につけたエルサレムの人たちは、その後、聖霊に満たされたペテロたちを通してイエスを十字架につけた自分たちの罪を迫られ、はじめて悔い改めに導かれました。
だからこれは霊的な事柄です。
わたしたちに無縁なことではなく、わたしたちの心にも霊的なお取り扱いが必要です。
割礼をたとえに上げるほど、かたくなさ、頑固な態度との決別は大切なことなのです。
- 祈り 主よ、わたしの心をのかたくなさを砕いてください。日々あなたの御言葉を聞くことで心がやわらげられ、気づきが与えられますように。二度とかたくなさによって、神さまを悲しませることがありませんように。