今危機が迫っている状態にあるので、こうするのがよいとわたしは考えます。つまり、人は現状にとどまっているのがよいのです。
(コリント人への第一の手紙7:26)
紀元1世紀、パウロは、迫害時代の到来とキリストの再臨(再び来られること)を思い、それぞれの状況をあえて変化を加えることなく…と説いています。これはパウロ自身も言うとおり、決して強制ではありません。パウロの心配がそこにありました。
現代に生きるわたしたちが聞くべきは、今の時代の困難の中で、そして確実にキリストの再臨が近づいている今をしっかりと神さまを見つめて自分のありさまを決めていくことです。
この7章では特に結婚や独身について取り上げています。パウロは自分の体験から独身を勧めますが、大切なことは、その関係を通して神さまを中心に置いて歩んでいるか?ということです。今日も結婚は人生の大切なテーマです。
その関係を通して、ともに神さまを見上げることができるか、それとも離れてしまうきっかけとなってしまうのか、気をつけて祈らなければなりません。
- 祈り 主よ、わたしたちのありさまを導いてください。結婚するのであれ、独身であれ、あなたを大切にしたものでありますように。