わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。(1ヨハネ4:16)

★凪(なぎ)となさる方

 

イエスは起き上がって、風を叱り、湖に、「黙れ。静まれ」と言われた。すると風はやみ、すっかり凪(なぎ)になった。
(マルコによる福音書4:39)
 

イエスさまが「向こう岸に渡ろう」と言って一行は船をこぎだしました。
そこで待ち受けていたのは、プロの漁師たちも太刀打ちできない嵐のような暴風でした。
彼らは絶望してイエスさまを揺り起こし、イエスさまがそれらを静められたという記事です。

ここには私たちの信仰の歩みを象徴的に語っているとも思えます。

まずイエスさまに従って歩みだすことが大切です。そこでも自分たちの予測や経験を超える困難があるかもしれない。しかし共にイエスさまがおられることで、その意味合いも先行きも全く変わります。

わたしたちにとって大切なのは、ただイエスさまに従って歩むことです。荒立つ波風をも、一声で凪(まったく波風のない状態)におさめられるイエスさまを知ることができれば幸いですね。

  • 祈り 愛する主なるイエスさま。あなたの御言葉を聞きつつ祈っています。どうかわたしの道を御言葉によって示してください。あなたと歩みあなたの御業を見ることができますように。