しかし今、あなたがたに勧めます。元気を出しなさい。船を失うが、皆さんのうちだれ一人として命を失う者はないのです。
(使徒言行録27:22)
海上で暴風に何日もさらされて、彼らはその状況の中で「もうだめだ」と絶望状態にありました。
しかし、そこで囚人パウロは、立って神から示された言葉を語り、彼らに希望を与え、励ましを与えたのです。「元気を出しなさい」と。
「舟を失う」という現実は変わりません。けれどもだれ一人いのちを失うものはないと伝えました。
困難の中で、神さまの御声を聞く者は幸いです。
その人は神がくださる希望をはっきりと証言できます。
そして神がそれを現実としてくださるのです。
今の時代にも、わたしたちは失うものや悩みは現実にあります。けれども神の御声に聞き従う者は、それ以上の希望に心ひきあげられます。
主が共にいてくださるという一番大切な現実を体験できるのです。
- 祈り 主よ、あなたこそわたしの希望です。どんな困難な現実や悩みの中でも、あなたはかけがえのない希望を与えてくださいます。どうかわたしにもっと御声を聞かせてください。どうか導いてください!