あくまでも忍耐しなさい。そうすれば、完全で申し分なく、何一つ欠けたところのない人になります。(ヤコブの手紙1:4)
ローマ書でパウロもまた「苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生む…」と信仰者に向けて送っています。
聖書は、生きている中での苦難、信仰者として生きる困難をありのままに記します。
このすべてはイエス・キリストの経験でもあります。
そしてそこでの「忍耐」を強調します。慰めがなく、先行きの望みもない中での忍耐は、わたしたちを霊的成長へと導き、さらにその中でのみ味わうことのできる、何者にも損なわれない神さまからの希望と確信に導きます。
今も世界中の心あるクリスチャンたちが、そのゆだねられた状況で神を信じ、忍耐を働かせて歩んでいます。そればかりか私たちのためにもとりなし祈っていてくださっています。
わたしたちも倣う者でありたいと願います。
- 祈り 主イエスさま、わたしが置かれている状況や困難のすべてをあなたが知っていてくださることを感謝します。このなかで、わたしはイエスさまを救い主と告白して歩みます。どうか誠実さと忍耐をわたしの中に与えてくださり、成長と希望へとつなげてください。