むしろ、人はそれぞれ、自分自身の欲望に引かれ、唆されて、誘惑に陥るのです。そして、欲望ははらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます。
(ヤコブの手紙1:14-15)
”欲望→罪→死”という人のうちに起こる霊的な一連の流れを聖書は語っています。
欲望をリビングバイブルでは、「欲と悪い考え」と表現していますが、しばしば私たちはそういう思いに引きずられてしまうことの危険性の指摘です。
自分が何に心がとらわれているかに注意しなければなりません。
この指摘は「試練を耐え忍ぶ人は幸いです。その人は適格者と認められ、神を愛する人々に約束された命の冠をいただくからです」という文脈に続いています。
試練の中、誤った欲望(自己中心や偏った思い)に惑わされることのないように、一点「神を愛する」ことに心のフォーカスをあてて歩む者でありたいと願います。
- 祈り 主なる神さま。今、周囲はコロナや不安、さまざまな状況の変化の中で心と生活がざわつく時を過ごしています。どうかわたしたちの心があなたに結ばれ、あなたを愛し、あなたの祝福のもとに生きる者としてください。