無知な者は自分の道を正しいと見なす。知恵ある人は勧めに聞き従う。
(箴言12:15)
わたしたちは知らないことを前提に学びを深めます。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言があります。
個人の経験の幅は狭いけれども、先人たちの経験を学ぶことで同じ誤った轍を踏まないということです。ただしかし、それでもその知識にも限界があります。
聖書は、神さまに聴くことを語ります。
その知恵は、個人の経験や先人たちの経験を超えています。
神がその知恵をもってわたしたちの歴史にイエス・キリストを遣わされました。その方について聖書はこう語ります。
その上に主の霊が宿ります。それは知恵の霊、悟りの霊、助言と力の霊、知識の霊、そして主を恐れる霊です。この方は主に従うことを喜びとし、外見や捏造された証拠、うわさによってさばかず、貧しい人やさげすまれている人の味方になります。
(イザヤ11:2-4 リビングバイブル訳)
そして聖書は、この方の言葉に耳を傾けることの大切さを強調するのです。
- -祈り 神さま、今この時代はさまざまな権力者や知者が注目されます。その思うところに従って思いのままにふるまう姿も見られます。この時代を生きるわたしたちに、あなたに共に歩むべき道と知恵を与えてください。