怠け者よ、蟻のところに行って見よ。その道を見て、知恵を得よ。
(箴言6:6)
「なまけもの」と聞いて、だれかを思い出す人、動物を思い出す人、アリとキリギリスの物語を思い出す人、自分のありさまを思い返す人…などさまざまな連想を引き出す言葉だなと思います。
自分に向けて言われている!ともしドキッとするならば、この言葉は自分の歩みに一石を投じた言葉だとわかります。
蟻のように誠実にその労を重ねていき、そしてみんなの益となる成果を生み出していく。自分一人だけの働きではなく、協働の労であるゆえにその成果をともに喜ぶこともできる、そんな連想もできます。
「その道を見て、知恵を得よ」との示唆を受け止める謙虚さは大切ですね。
- 祈り 主よ、わたしの心と歩みに、あなたの言葉が光をあててくれます。日々、主と共に誠実に歩む生活者、祈り人、信仰者、そして働き人としてください。