そして言われた。「こう書いてある。『わたしの家は、祈りの家と呼ばれるべきである。』 ところが、あなたたちは、それを強盗の巣にしている。」
(マタイによる福音書21:13)
神を礼拝するための宮を利用した商売人たちの様子にイエスさまは憤り、その人たちをそこから追い出されたところの記事です。
実際にその利益をむさぼっていたのは、宗教的リーダーであっただ大祭司や祭司長たちであったと言われています。
だから今日も「信者」という漢字をつなげて「儲ける」と揶揄する人たちがいます。
そうならないようにするポイントはこの宮が「祈りの家である」ことを忘れないということです。
祈りは、聖なる神の前に立つこと、近づくことです。神さまはすべてをご存じで、わたしたちの心を見ておられるからです。
十字架を見上げる時、私のすべてを背負われたイエスさま、それでも許してくださるイエスさまを知ることができます。
へりくだって、その心にゆるしをいただき、そして心から礼拝をささげましょう。
- 祈り 主イエスさま。わたしのことを知っていてくださり、それでも大きな愛で包んでくださりありがとうございます。わたしの心と歩みを、私利私欲から守り、あなたに従いあなたの道を歩む者としてください。