その時には、わたしの歩みを数えてください。わたしの過ちにもはや固執することなくわたしの罪を袋の中に封じ込め、わたしの悪を塗り隠して下さい。
(ヨブ記14:17)
ヨブは、依然、理由がわからず経験している苦しみ中にいました。それでもなお神を信じて彼は、死の向こうにある慰めを期待し語ります。
そして、自分の人生の歩みを正当に評価して報い、今ある罪は覆い取り除いてくださることを願っています。
苦しみを負いつつも、地上を生き抜く信仰者として素直に共感できる願いかもしれませんね。
イエス・キリストが語られた譬え話。ある金持ちの家の門前にいた貧しく体をできものでおおわれたラザロの死後の物語を思い起こします(ルカ16:19-31)。
死後、彼はアブラハムのふところで安らかに過ごしていました。神が、彼のことを16:25「…今は、ここで彼は慰められ」ていると語られています。
神が用意される死後と神の御国を知ることは大切です。
今がすべてではない。しかしイエスさまを信じて生きる今が、その将来と結ばれるということを聖書は語ります。
- 祈り 主なる神さま。あなたはわたしたちの今を顧みてくださり、御国で報いを備えてくださることを感謝します。わたしの歩みを数え、あやまちや罪をキリストの十字架のゆえに、塗り消していてくださっていることを感謝します。