「…わたしの掟を受け入れ、それを守る人は、わたしを愛する者である。わたしを愛する人は、わたしの父に愛される。わたしもその人を愛して、その人にわたし自身を現す。」
(ヨハネによる福音書14:21)
一般に宗教というと、その教えを守り行うことで自分を高め祝福を得るというイメージかと思います。
いわゆる律法主義もそれに近いかもしれません。
そんな中、イエスさまは、まず、そのままのわたしたちを、ご自分の愛の中に招いてくださいます。
そこには、教えからはみ出していた人、できない人、罪人と呼ばれる人たちがたくさん招かれています。
そんな彼らは、イエスさまに愛されていることを知ることで、安心を得て新しく変えられていきました。そういう中で、人はイエスさまを愛する喜びを知り、イエスさまに従う者とされていったのです。
さて、わたしたちもまた、まずイエスさまの愛の中に招かれています。
何かできるようになってからではなく、今のありのままをもってイエスさまのもとに身も心も置くことが大切です。
祝福のすべては、そこから始まる。それが福音です。
- 祈り イエスさま、今日の一日の始まりに、まずあなたの愛の中に招いてくださり感謝します。一日、どんなことがあるかわかりませんが、あなたが共にいてくださり導いてください。あなたの愛をもって歩むことができますように。