「…あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる」。
(マタイによる福音書28:20)
復活後のイエス・キリストが天に上げられる前に弟子たちに命じた言葉です。
このマタイによる福音書は、1章のイエスさまのヨセフへの天使の言葉からはじまり、「インマヌエル」という言葉が覆っています。
1:23「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。
そして今日のイエスさまの言葉は、世の終わりをも見つめて「いつもあなたがたと共にいる」と言われています。
わたしたちの歴史を振り返ると、時代の雰囲気や強力な権力、または民意の誘導や多数決によってさえも、誤った道を歩んだ経験をみることができます。
ほんとうに大切なものは何か?大切な標準は何か?
共にいてくださると約束してくださった方は、聖書にあるイエス・キリストの姿と言葉を通して、その大切なものを教えてくださると信じます。
- 祈り イエスさま、わたしたちはこの一年を通じて、さまざまな時代の変化と激動の中で、心ざわつくことがありました。病、争い、災害、不信、不安などなど。どうか今、心をしずめてあなたに目を向けあなたの言葉に耳を傾ける者としてください。あなたの愛と思いでわたしの心を治めてください。