「わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛(くびき)を負い、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。わたしの軛(くびき)は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」
(マタイによる福音書11:29-30)
「疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。」(:28)との招きに続く言葉です。
このコロナ禍や世界を覆う不安や脅威。そしてでマスク越しに人の目が気になるような状況や生活の先行きへの不安など、以前にもましてストレスのある生活を過ごしています。
”人には頼れない、自分が頑張る、またその頑張りを期待されている…”という中での緊張もあります。
だからこそ、そういう中でも心をしずめて深呼吸をし、このイエスさまの招きの言葉に耳を傾けてほしいと願っています。
他のだれかの自分への期待に合わせ、また自分自身が課す自分像に合わせて、いつもがんばる生き方から、「イエスさまとともに、イエスさまが一緒にいてくださるペースで歩む」生き方へシフトすることへと招かれています。
人には”霊的な深呼吸”が必要、”霊的なスローライフ”が必要。それがイエスさまと一緒に歩む歩み、そこに「安らぎが得られる」とあるのです。
- -祈り イエスさま、気忙(きぜわ)しい周囲に押し流されがちな私ですが、どうかあなたを心に迎え、あなたとともに歩む者としてください。あなたの安らぎを実感できる者としてください。