何事も利己心や虚栄心からするのではなく、へりくだって、互いに相手を自分よりも優れた者と考え、めいめい自分のことだけでなく、他人のことにも注意を払いなさい。
(ピリピ人への手紙2:3-4)
心を主に向けて祈りつつ、自分ではなく他の人のことを配慮できること。それは、恵みのもとにある、わたしたちの人間力をはかる物差しになるものかもしれません。
イエスさまは十字架の苦しみの中で母マリヤをおもんばかり、弟子のヨハネの手にゆだねました。
また、その苦しみの中で自分を十字架につけあざける人たちのために、父なる神にとりなし祈られました。「父よ彼らをお赦しください」と。
イエスさまは、利己心や虚栄心によってではなく、恥と苦しみを負ってもなお人のことを思い、愛し抜かれました。聖書こう証しています。
彼は自らの苦しみの実りを見 それを知って満足する。わたしの僕は、多くの人が正しい者とされるために 彼らの罪を自ら負った。(イザヤ53:11)
覚えたいのは、この方の愛によって私たちは、今赦されて、神の子と呼ばれていることです。感謝をもって私たちの歩みを導いていただきましょう。
- 祈り 主イエスさま、あなたの愛と真実が、わたしをあらゆる罪から赦し癒してくださっていることを心から感謝いたします。どうかあなたの愛をわたしたちのうちに満たしてください。