闇の中を歩む民は、大いなる光を見、死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。
(イザヤ書9:1)
後の日に来られる救い主をあらわした言葉です。
使徒ヨハネは「闇」について、こんな風に表現しています。
「しかし、兄弟を憎む者は闇の中におり、闇の中を歩み、自分がどこへ行くかを知りません。闇がこの人の目を見えなくしたからです」(1ヨハネ2:11)
闇はわたしたちの心を鈍らせ、迷わせ、惑わします。
憎しみの中に埋没し、それを手放せなくなっているありさまも同様です。
その理由は、さまざまあると思いますが、そこから救われなければなりません。
暗闇は死の陰をもたらします。その先にあるのは、苦悩と裁き、そして滅びだからです。
しかし救い主イエス・キリストを知り、この方に出会う時、わたしたちの目は光を得ます。こわばった手を広げ憎しみを手ばなす力が与えられます。
真実な神の愛がわたしたちを包み、その心を和らげてくれるからです。
だから大切なのは、この方に目をむけること、ただそれだけです。
- 祈り イエスさま、あなたを知ることで、闇の中を歩んできたわたしの心は、愛と真実を知りました。どうかこれからも、あなたの光に目を向けつつまっすぐに恵みの中を歩む者としてください。