無知であったころの欲望に引きずられることなく、従順な子となり、召してくださった聖なる方に倣って、あなたがた自身も生活のすべての面で聖なる者となりなさい。「あなたがたは聖なる者となれ。わたしは聖なる者だからである」と書いてあるからです。
(ペテロ第一の手紙1:14-16)
最近、「日本人が劣化している」と言われることを聞くことがあります。
かつての道徳的な民族性が失われ、それはしばしば家庭や社会や様々なコミュニティの中に影響を与えるという風に。 何かが失われてきている…という風に。
聖書はクリスチャンに向けて「無知(キリストを知らなかった)ころの欲望に引きずられることなく…」と告げます。
クリスチャンは、失われた人間性を、神さまを知り、キリストを知ることを通して回復されていくことを語ります。
「わたしは聖なる者だからである」としてご自身を示されるだけでなく、キリストはこの地上でそのありさまを、十字架上の死に至るまであらわしつくされました。
キリストに学ぶのは、その道徳性だけではない。その愛の深さと真実だとわかります。それが「聖なる者」のありさまです。
- 祈り イエスさま、もっとあなたを知りたいと願っています。鈍いわたしの心をきよめてください。あなたの思い、あなたの愛、あなたの誠実さが私に向かっていることを感動と感謝をもって知ることができ、そこから私の思いと歩みを変えてください。どうかわたしを聖なる者へとつくりかえてください。