すると、「あなたはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」という声が、天から聞こえてきた。
(マルコによる福音書1:11)
ヨルダン川でイエス・キリストがバプテスマを受けになった時の出来事です。
「わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ」(新改訳)と、神がどれほどイエスさまを愛しているか、をまっすぐに証言しています。
それほど愛しているのに、神さまは、この方をわたしたちの身代わりとして十字架につけ、苦しみと死を負わされました。
父なる神さまも、ここで痛みを覚えられたことを想像します。
聖書は語ります。
わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。
(1ヨハネ4:10)
御自分の愛する子を犠牲にする、そのジレンマを通しても、わたしたちに対して愛を示し、証言してくださっている。
それが、神さまの真実です。
- 祈り 愛する天の父なる神さま。あなたが、その愛するひとり子を通して、わたしたちへの愛と真実を尽くしてくださったことを心から感謝します。どうか愛に鈍感なわたしの心に気づき与えてください。今、罪ゆるされ、救われて、わたしも、あなたの子と呼ばれる幸いを感謝いたします。