自分は何かを知っていると思う人がいたら、その人は、知らねばならなぬことをまだ知らないのです。
（コリント人への第一の手紙8:2）
「知らねばならなぬことをまだ知らない」。
案外、自分だけそれに気づくことはができないものです。
自分の知っていることはまだ不十分。…という認識をもてれば、どこでも学ぶことがたくさんあることに気づかされます。
そして、だれかに対して傲慢になることもありません。
直前にこうあります。
「…ただ、知識は人を高ぶらせるが、愛は造り上げる」(:1)
自慢するためではなく、相手を傷つけるために知識を振るうのではなく、相手を建て上げる「愛」が、また自分自身をも建て上げるものとなります。
そういう知識こそ幸いですね。
- 祈り 主よ、わたしの知るところは、なんと小さく、またゆがんでいることが多いでしょう。どうか、そんなわたしも「愛する」ことを通して、神さま由来の”知るべきことを知る”ことができますように、導いてください。
