このアポロが会堂で大胆に教え始めた。これを聴いたプリスキラとアキラは、彼を招いても、もっと正確に神の道を説明した。
(使徒行伝18:26)
アポロは、聖書に詳しく雄弁家であり、イエスのことを熱心に、正確に伝える人でした。ただ、彼はヨハネの洗礼しか知りませんでした。(:24-25参照)
彼には、欠けているものがある。バプテスマのヨハネ自身はイエスと自分を比べてこう言ったのを思い出します。
「わたしは水であなたたちに洗礼を授けたが、その方は聖霊で洗礼をお授けになる」(マルコ1:8)
アポロは、自分の知識と雄弁さにおぼれることなく、プリスキラとアキラに謙虚に耳を傾け、神の道を学び、受け取りました。
そうして彼は、本物の説教者とされていったのです。
「教えられやすい」パウロのへりくだった心に感動を覚えます。
わたしたちの心はどうでしょうか? 謙虚に主を学ぶために心は開かれているでしょうか?…問われます。
- 祈り 主よ、わたしの心をやわらげてください。あのアポロのように、謙虚になって聖書のことばに耳を傾け、教えられ、さらに主を知ることができ、証しできる者としてください。