しかし、あらゆる恵みの源である神、すなわち、キリスト・イエスを通してあなたがたを永遠の栄光へ招いてくださった神御自身が、しばらくの間苦しんだあなたがたを完全な者とし、強め、力づけ、揺らぐことがないようにしてくださいます。
(ペテロの第一の手紙5:10)
この少し前にはこうあります。
身を慎んで目を覚ましていなさい。あなたがたの敵である悪魔が、ほえたける獅子のように、だれかを食い尽くそうと探し回っています。信仰にしっかり踏みとどまって、悪魔に抵抗しなさい。(:8-9)
その上で今日の言葉。国レベルの激しい迫害下にあった人々への励ましです。
そこには、神御自身がわたしたちを守り、建て上げてくださることの確信が語られています。
そのためにも、彼らに「恵みの神」から目を離さないように励ましているのです。
今のわたしたちも、「恵みの源である神」とのつながりこそ大切です。
現代のわたしたちは、なにかしら「うまく生きる」ことに長(た)けていますが、いつの間にか、神視点と恵みへのまなざしと視界がぼやけてしまってはいないでしょうか。
身を慎んで目を覚ましていなさい。…(:8)
耳を傾けるべき言葉ですね。
- 祈り 主よ、わたしの信仰の心や視点がぼやけているならば、それに気づきを与えてください。悪魔の巧みな惑わしの世界を退け、まっすぐにキリストの恵みに心を向けて歩む者としてください。