「…この時にあたってあなたが口を閉ざしているなら、ユダヤ人の解放と救済は他のところから起こり、あなた自身と父の家は滅ぼされるにちがいない。この時のためにこそ、あなたは王妃の位にまで達したのではないか。」
(エステル記4:14)
覇権王国ペルシャの大臣ハマンたちが、国内にいるユダヤ人たちを抹殺しようと謀略を立てます。上記の言葉は、それを知ったモルデカイが、王宮で王妃として召されていたエステルに伝えた言葉です。
「この時にあたって…」何をすべきかを示し、「この時のためにこそ、…」と、神さまが自分を今、そこに置いていてくださることの意味を想うことは大切です。
自分はなぜこんなところにいるのかわからない時も、神さまはご計画をお持ちであることを想いましょう。
わたしたちの多くは無名の信仰者です。しかし神さまは、わたしたち一人一人を大切に知ってくださっていて、思いを与え、使命を与え、導いてくださっていることに気づくことは大切です。
わたしは、今の時代の中で、誠実に祈り続けることにおいて、証しすることにおいて、奉仕することにおいて、仕えることにおいて、神さまの恵みに応え、忠実な者でありたいと願っています。
あなたはいかがでしょうか?
- 祈り すべてをご存じの神さま、あなたのご計画と思いの深遠さは、はかり知ることができません。 ただわたしが、あなたを信頼して、置かれている時と場所で、誠実に生きることができるように、どうか導いてください。願わくば、「この時のためにこそ…、わたしはここで召されていたのだ」という気づきを与えてください。