さて、兄弟たち、わたしたちの主イエス・キリストの名によってあなたがたに勧告します。皆、勝手なことを言わず、仲たがいせず、心を一つにし思いを一つにして、固く結び合いなさい。
(コリント人への第一の手紙1:10)
今は、テレビで、ネット上で、学校で、会社で、ご近所で、人の集まるところどこでも、「勝手なことを言う」言い争いを目にします。
権利や正しさの主張などなど、自由に発言できる環境は素晴らしいと思います。
しかし、そこにわがままや、人の言葉に耳を傾けない、人を小ばかにするというありさまがあると、いろいろな人を傷つくことになります。
教会でパウロが耳にした争いは、「パウロか?アポロか?キリストか?…自分はだれにつくか論争」で、”自分”も教会内が荒れる一因となっていることに、パウロは痛みを覚えていたことでしょう。
パウロは、すべての人の目を、十字架につけられたキリストに向けさせます。
「じゃあ、今、一緒にイエス・キリストの赦しのもとに行こう。イエスさまの導きと知恵をいただこう…」と。
再確認しましょう。
:9)神は真実な方です。この神によって、あなたがたは神の子、わたしたちの主イエス・キリストとの交わりに招き入れられたのです。
- 祈り 主なる神さま、あなたがわたしをキリストとの交わりに入れてくださっていることを感謝します。わたしの思いと言葉をきよめてください。あなたの思いをもって、言葉を口にすることも、とどめることも、受け入れることも大事にすることができますように。