わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。(1ヨハネ4:16)

★手を引いてくださる方

夜が明けるころ、御使いたちはロトをせきたてて言った。

「さあ早く、あなたの妻とここにいる二人の娘を連れて行きなさい。さもないと、この町に下る罰の巻き添えになって滅ぼされてしまう。」

ロトはためらっていた。主は憐れんで、二人の客にロト、妻、二人の娘の手を取らせて町の外へ避難するようにされた。

(創世記19:15-16)

その町と生活との癒着が、信仰の人であったはずのロトの足かせとなっていました。
町の滅びの宣言と「そこから逃げよ」との促しを聞きつつも、彼は立ち上がれれない、一歩を踏み出せないでいたのです。

主は、そんな彼らの手を取り、彼らをその滅びの町から連れ出してくださいました。
これが「主の憐れみ」です。

しばしば、それはわたしたちの姿、そして神の憐れみだと気づくでしょうか。
主の御言葉の促しを聞きながら立ち上がれない、一歩を踏み出せない…。
そんなわたしたちをさまざまな人の促しや状況を通して、強く導いていただいた経験を思い出すことはありませんか。

ためらうわたしたちの手を引いてくださる神さまの御手。
それは、わたしたちに必要な御手なのです。

  • 祈り 主よ、あなたの憐れみとその導きの御手を心から感謝します。わたしの心は鈍く、しばしばあなたの御声に聞き従えないでいます。どうかわたしをやわらげあなたの御手をもってあなたの御心の道へと歩ませてください。
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