「…しかし、今となっては、あなたの王権は続かない。主は御心に適う人を求めて、その人を御自分の民の指導者として立てられる。主がお命じになったことをあなたが守らなかったからだ。」
(サムエル記上13:14)
強大な敵の脅威を目前にし、恐れて自軍が逃げ出していく人々が続出するありさまを見たサウル王は、預言者サムエルを待たずに神に焼き尽くす献げ物ささげました。
それは、神さまの喜ばれることではないことをサウルは告げられています。
大きな脅威が眼前にあって、ああ、待ってなんていられない。
わたしたちもそういう焦りに共感できるかもしれません。
信仰の世界は、わたしたちに冷静な霊的識別力を求めます。
神さまはわたしたちに、数や能力や人の力での勝負を見せてはいません。
主なる神さまに”信頼する”ことで勝利を得る、と繰り返し語ります。
「どこまでも主に信頼せよ。主こそはとこしえの岩」(イザヤ26:4)
- 祈り 天地の造り主なる神さま。あなたを心から信頼して、今日一も歩む者としてください。あなたに祈り、御声を聞いて、あなたに従う者としてください。どこまでも主に信頼して道を歩む者としてください。